Difei

もの創り&物造り

産業革命以前のもの創りと以来の物造りとは次元の違う文化となります。
前者は作品を作る意味合いであり、後者は商品である意味をしています。

前者は農耕文明の生存要求に基づき人のために考える 「重徳文化」 であり、
後者は工業文明の商業化思考に基づき商売のために考える
「愛智文化」 となります。

当然ながら、ディフェイは「人文感懐主義」の元、人のために
もの創りを日々継続しています。

平面の生地をより立体的に
且つ機能性を重視

「縫製三分にアイロン七分」 っていう諺をご存じでしょうか?
どういう意味の表しをお分かりでしょうか?
生地は平面です、人体は立体です。
生地を立体に縫製する(あり得ない)ではなく、生地自体を立体に変形させてから初めて立体に縫えます。
良くも立体(パターン)裁断など耳にするのでは?
それは平面の生地を立体に縫えるための「偽装」テクニックです。
つまり「3D」ではなく、「2D」+「1D」=「3D」となります。
では、何故わざわざこんなことまでするのでしょうか?
答えは簡単です。
生地を変形させる高度(面倒)な技術を避け、手抜きするためであります。
ディフェイ技術の価値は正にこの「アイロンテクニック」です。生地を人体に沿い、変形をさせる本物の「3D」洋服を構築しています。

熟練のハンドメイド技術

そもそも、「ハンドメイド」とは何でしょうか?
「ハンドメイドスーツ」 は「手縫いスーツ」なのでしょうか?
その答えは「No」です!

ハンドメイドとは、平面の生地を立体に変形させ、且つ立体に縫製することを
意味します。
つまり、「手縫い」だからと言って「ハンドメイド」ではありません。

ものを創る際に、手法よりも上り状況です。
「手」 という手法だから、良いではなく、上りの完成度が良ければ
すべてよしとなります。
むしろ、今のミシンは人間の手よりも遥かに綺麗、且つ頑丈に縫えるのです。

わざわざ「手」を強調するために「手縫い」を使うのが一種の商売
シンブルに過ぎないのです。

つまり、機械で作れない工程(生地を変形させる手アイロン工程など)のみ
「手」 を使うのです。
それから、機能する且つ美し毛芯つくりや芯据え、身返し据えや
ハンドステッチ、釦ホール等々、ミシンではそこまで出せない工程を手で行い、
ディフェイの世界最高峰スーツが生れる訳です。

人のために服を創造し作る

スーツを商品認識であれば、ものつくりは「商売のため」になります。
ディフェイ社は「人」のためにスーツを作っており、「人」を大前提に考え、
ものを創る活動を没頭しています。
「商品のため」と「人のため」の一番大きい区別は「コスト理念」です。
前者は良くも悪くも常に「品質と価格(コスト)」のバランスを考えていますが、
後者は「コスト概念」すら御座いません。
ディフェイ社は顧客満足度のみを考えており、生地や資材グレード選びなどを
お客様に任せるのですが、人件費を決して考慮しておらず、
最高峰のスーツのためなら限りなく手を尽くしております。

美を生ませる環境

「ファクトリー」 と「アトリエ」の区別を考えたことがありますでしょうか?
もちろん、「職人」と「アーティスト」の区別もご存じだと思います。
環境は人を育つっていう謂れに、ディフェイ社のアトリエは正に
「美術館」 そのものです。
イタリアなどに行くとよく目にかかる風景ですがアジアでは
なかなか珍しいというより、あまり目に触れることのない存在です。
そうです、皆様のスーツはここで縫っています。